2024AOC予選ラウンド第3戦目の相手は強豪イラン
直近では杭州2022アジアパラ競技大会の準決勝で戦い、43-40とロースコアの展開で日本の勝利
今大会のイランは韓国に対して67 – 48、タイとは86 – 51と2戦ともに快勝し、2連勝を挙げている
- イランとの戦評
- PG鳥海連志のあゆみ〜その2〜
- スナイパー丸山
- 香西と鳥海の融合
今大会を優勝するとパリパラリンピックへの切符が手に入るため日本は是が非でも勝ち取りたい!!
イランとの戦評
チームスタッツ(ベーシック・4Factor)
個人スタッツ
スタッツリーダー/日本のショットチャート
所感
オーストラリア、中国そして強豪イランとの第3戦目
イランの特徴を挙げるとしたら下記の三つ
①世界選手権3位、アジパラ3位など実績を持つ
②世界的に見ても1.2を争う高さを持つ
③フィジカルで圧倒するオフェンス力
日本の特徴も挙げるとしたら下記の三つ
①東京パラ優勝、アジパラ優勝と対等な実績を持つ
②1.2を争うトランジションの速さを持つ
③緻密なチェアスキルから織りなすディフェンス力
両者の特徴が矛と盾となって、ぶつかり合ったが今回はイランに軍配
ゲームスコア65 – 74と9点差で敗れる結果となった
PG鳥海連志のあゆみ〜その2〜
PG鳥海連志の歩み〜その1〜については下記の記事へどうぞ
⇩
1点差の攻防!車いすバスケ男子日本代表のAOC初陣イラン戦の個人スタッツは19得点、12リバウンド、11アシストでトリプルダブルの活躍
ゲームの入り方が前2試合とは違った印象を受けた
序盤から自分のショットエリアでディフェンスとの間合いがある場合は、積極的にショットを放ち得点を重ね、1Qのチームスコア11点中の7得点を挙げた
積極的に攻める姿勢を見せることで、得点もそうだが周囲へのアシストも光った
プレイタイムもチーム唯一のフル出場もあり、得点、リバウンド、アシストの3部門で日本代表トップ
今後の試合も、どんな成長を成し遂げるのか楽しみ!!
スナイパー丸山
第1戦目のオーストラリア戦で負傷退場した赤石竜我に代わって、スターティング5に名を連ねた丸山弘毅
持ち味のスピードとショット力で得点を量産
鳥海の19点に続き、16点をマークし攻守に貢献
アウトサイドのショットやカットプレーなど多彩なオフェンススキルで相手ディフェンスを翻弄
特に右45度の位置やコーナーでのスポットショットは脅威的だ
まさに”スナイパー丸山”
丸山のショットが決まる一方で、そのお膳立てをする”Exit Screen”を適切なタイミングで実行する宮本のプレーも注目のひとつだ
鳥海と香西の融合
3戦目、香西のプレイタイムは約7分程度に終わったが、2Qと4Qに鳥海と共にオンコートの時間帯は日本のオフェンス力が増す印象を受けた
なぜなら鳥海と香西がダブルハンドラーとして相手を引きつける影響力がもっとも強い
ボールコントロールしながらスクリーンプレーからアウトサイドショットもしくはカットイン、そして味方へのアシスト
二人の幅広いプレースタイルによって、さらなる得点効率が期待できるのではないか
全員バスケが日本の強みだが、鳥海連志と香西宏昭のフル出場を見てみたい
日本のオフェンス最強ラインナップを挙げると、どのメンバーになるのかな?!
皆さんが思う好きなラインナップなどあるのかなー?